縫い目のトラブル

縫い目はきれいに揃えたい

綺麗な縫い目

縫い目が飛んだり下糸をすくわないようなら、針の取り付け方が間違っている、針が曲がっている、針先が潰れている、ということが考えられます。 針が奥まで入っているか、裏表が間違いなく取付けられているか確認し、正しく針を付け直しましょう。 ミシンが長期間使われないまま保管されている場合は針が錆びてしまっている事もあります。 針に問題があるようなら新しい針に交換しましょう。 布地と針が合っていない場合もありますので、ニット生地の場合はニット針を使うなど布地と針の組み合わせも確認しましょう。 また機種に合った針を使っているかのチェックもしてください。 家庭用ミシンの針はHAかHL、工業用ミシンはDBの針を使用します。 その他にも釜の中に糸や埃が残っていたり、傷が出来て糸が引っかかっている可能性がありますので釜の手入れもしてみて下さい。 縫い目がつれて生地が皺になる場合は上下糸の調子が強すぎか、上糸・下糸のかけ方が間違っています。 縫い目が曲がってしまう場合は、第一にミシンに対して正しい姿勢と縫い方が出来ていないことが考えられます。 もしそのミシンでだけで縫い目が曲がってしまうなら、針板等に傷が出来ている可能性があります。 部品交換をするかヤスリで磨きましょう。